2006秋季高校野球四国大会 香川注目選手（香川西高）

今日は香川２位の香川西高の注目選手です。
一言で言えば、突出した選手はいないが、チームのまとまりで勝ち抜いてきた、そんなチームです。

まず投手ですが、エース左腕の羽根田くん。

非常に小柄ですが、丁寧にコースをつく投球で、ストレート、スライダーを投げ分けます。
準々決勝で左わき腹を痛め、決勝では右腕福永との継投もあり。

打者ではチーム打点王の７番竹内くん。

打率も４割を超え、下位にあってチャンスに強いバッター。

あと、主軸の３番奥村、唯一夏の甲子園に先発した4番春名などが突出しているが、
どこからでも点のとれる打線という印象が強い。

最後にチーム全体の印象ですが、夏の甲子園効果というか、前キャプテンのウラムくん効果なのか、
試合に出れない選手までが一丸となってチームをサポートしていると言った印象が心に残っています。

(準決勝の日、オーリーブスタジアムで私が目にした光景)

ユニフォームじゃなくジャージ姿の香川西高の選手が、スタンド下の階段に捨てられていた「誰もが（私自身も）気に留めない」ガムの包み紙を、誰にも気づかれないようにそっと拾い上げ、自分のポケットに・・・・.
試合終了後、引率の先生に促されいやいやゴミ拾いをしている学校が多い中で、彼の、いやおそらく彼らの、このちょっとした行動。皆さんはどう感じられるでしょうか？